仕事部屋


ポール・オースターの作品は、ごく初期の『ガラスの街』と『幽霊たち』しか読んだことがなかったのですが、最近『幻影の書』を読みました。
失踪した映画俳優、彼をめぐる人たち、失われていくもの、それでも失われずに残るもの。小説がぐんぐん未知の場所に進んでいく感じも含め、前に読んだ作品と同じテイストで、すっかり引き込まれました。他のも続けて読んでみたくなりました。
それはそうと古い雑誌に載っている彼の仕事部屋がかっこ良くて、憧れます。
今もタイプライターを使っているのでしょうか。


今日も雨です。