つまらぬこだわり




「おい、おまえは俺が誰だか分かるか?
俺はおまえのつまらぬこだわりだ。
実際、こんなもんなんだよ。
どうだ、少しは捨てる気になったかな?」


「うむ……。ところで、その赤いのは何なんだ?」


「まだそんなことにこだわっているのか!愚か者め!!」