ポーの大渦巻き、再び。


前にも何度か書いたと思うけど、
ポーの大渦巻き(メールストロームの渦巻き)である。
高校だか中学だかの国語の授業にこの小説が登場、僕はその時間完全にトリップしてしまった。(それ以来読んでません)
漆黒の大渦巻きの上をゆっくりと滑るように落ちてゆく船。その美しさ。


主人公はたしか船を捨て、樽に掴まる事によって九死に一生を得る。


今、何かがこの大渦巻きに捕らえられ、ゆっくりと傾きだしたとしよう。
さて、我らはどうすればいいのか。
まずはその美しさに見とれていよう。
これはしょうがない。そんな風景は滅多に見る事が出来無い。
しかしいつまでもそうしている訳にはいかない。


伝説の大渦巻きははたして現れるのだろうか。


別に予言者というほどでもない、
その予感に胸を苦しめられている奴らが、ちょいとその辺をうろうろし始めているらしい。