夜更けに


夜になって涼しい風が窓から入るようになった。
いい具合に眠くなって来た。
色々な事が奇跡的に巡り合わさって、結果、とりたてて奇跡的とは呼べそうもないささやかな日常が、こうしてひっそりとしている。
美しいことである。
感謝しなくてはいけない。
涼しいとこんなことまで考えられる。


木々の葉が美しい音を立てている。
本来の七夕の夜の音ってこんな感じなのかもねえ。