荒野の7人くじら写真集
あの感動をもう一度!
楠均。この余裕の笑みである。多くのミュージシャンから精神的支柱と呼ばれ慕われているというのも、おおいに頷けるのである。楠がドラムを叩き、僕がギターをカッティングすれば、それが、くじらの核の核であろう。非核三原則はとっくに破られていたのだ。
くっと力を入れて歌う時の小峰公子はとてもチャーミングだ。いいねえ。いつもとは違う、あどけないロック少女のような表情になる。彼女はきっと「時をかける少女」なのであろう。
というか「時をかけてきた少女」であろうか。
これは微妙な一言であった。
近藤達郎。この笑顔である。今回のライブで僕が音楽的支柱としたのはこの男である。彼は音楽を大きなところでとらえているのだ。ありがとう!
多田葉子。この写真、かっこよくない?ぐいぐいくるなあ。彼女には音をぶうんとこちらに投げてくるような、そんなリズムがある。
「バースデイ」のしっとりしたサックスもよかった。
関島岳郎。赤いシャツが似合い過ぎであろう。会う度に、彼はプロフェッショナルであり、旅人であり、僕はおいてけぼりをくらったような気持ちになる。
青木孝明。彼の音楽に対する真摯な姿勢にはいつもはっとさせられる。今回の急なお願いにも、まるでずっと一緒にやっていたかのような演奏で答えてくれた。しかもベースでである。感謝である。
わし。
そんなわけで、素晴らしいミュージシャン達に、あらためて「ありがとう!」
またお目にかかります!
最後にRIMIさん、素敵な写真をありがとう!