「おもかげ」はあたたかだった


LA CAMERA@下北沢『光素〜おもかげの発掘について』の2日間が終了しました。
首藤君、シューヘイ君、ありがとう。
来て下さったみなさま、ありがとうございました。


写真家首藤幹夫が光と影をいつもの制約から解き放ち、柔らかく解きほぐし、
あたたかな手触りで再びLA CAMERAの白い壁に蘇らせるとき、
僕の音も言葉もまた静かにゆるんで、いつもとは違った場所にたゆたい、
そして最後にはやはり透明なガラスの板の上にそっと落ちていき、
最後の写真が消えたその時にひとまずの結びをつくることになる。


そんなふうに「光素」の夜は終わりました。


そしてちょっとこんなふうに思うのです。
それって、僕たちが何かを思い出すときに、いつもいつも自然にしていることなんじゃないかって。


そんなわけで、とっても愉快な2日間でしたよ。
またできるといいね。