2009-08-04 月 日々 夕暮れ時、商店街の向こうに見えた月は、ほんとうに美しかった。 商店街を歩く人々が誰も空を見上げていないのが不思議だった。 お江戸の宵を月が守ってくれているような、 そんな気持ちがした。 また、夜がふけた後の、薄い雲に覆われてにじんだ月も、とても美しかった。 まあ、月が好きなんだろなあ。