もうひとつの都

qujila2006-04-12



石垣から那覇へ戻ると、もうただの都会にしか見えません。
実際那覇はここらあたりの東京なのかもしれません。
きっと島々のさまざまな音楽と今のはやりものがこの地でミックスされ、
独特なシーンをつくっているのでしょうけど、
今回はそこに触れている時間はありません。


ところで、年老いた父母とともに首里城などを観光していますと、
特に何が面白いというわけでは無いのですが、
とてもいい気持ちになりました。
お互いの住まいから遠く離れた沖縄で、
すばらしいお天気の下、こんな風にあたりまえに名所を観光したりするのが、
なんだか気持ちいいのです。


夕方、港に向いたホテルのバルコニーに出て、
持って行ったプラスチック製の尺八を吹きました。
まるで映画の1シーンのように、
大きな客船が目の前をゆっくりと横切ります。
浜風と空と人のいないプールと。
うーん、やっぱこっちのほうが気持ちよかったかな。