2006-02-05 流されて 日々 夢というものはやわらかい。 鬼のように角が生やしていて、 巨大な牙を持ち、 尻尾には毒針が仕込んであるが、 結局はやわらかい生き物である。 大きなビルディングから真っ逆さまに落ちるとしよう。 それは気が遠くなるほどに長い旅となり、 山を下り、谷を走り、脳を潤す。 個々人の夢には実は同時に多くの人が参加している。 最近はやりの参加型コンテンツなのだ。 ある意味ご先祖さまも参加している。 だからどうしたと聞かれても困る。 どうしようもないのだ。