あいつが現れたら、すぐに赤旗をあげるんだ。 一刻の躊躇も許されない。 のこらず影絵にされちまう前に、 そう、その枯れ枝のような腕で赤い旗をふってごらん。 あいつも情け容赦が無いわけじゃない。 きっと黙って通り過ぎてくれるだろう。 ただただ何のこ…
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